海外で鍼灸は人気?!
鍼灸治療は世界的に人気が出て来ていますが、多くの鍼灸師は TCM(中国式の鍼灸)を主に行なっています。
Japanese Acupunctureという言葉もだんだんとメジャーになって来ていますが、海外で活躍している日本人鍼灸師はまだ多くありません。
日本での鍼灸治療単独の受療率は3.6%と言われており、日本で鍼灸師としてやっていけない。
開業してもすぐに院を閉めることになるなど、あまり良くない情報が目立つような気がします。
しかし、一度海外に目を向けてみると日本人鍼灸師の活躍できる場は多くあります。
日本人鍼灸師が働きやすい国として、ニュージーランド・メキシコ・スペインなどが浮かびます。
どうやって海外で働く?
鍼灸師として海外で働いたいと考えている人は多くいると思います。
しかし、どうしたら働けるのか?どれくらい英語を話せたらいいのか?
と不安になっている人も多くいると思います。僕自身もそうでしたが、そんなことは杞憂です。
一番手っ取り早く海外で鍼灸師として働く手段は豪華客船での仕事です。
仕事は船の上で行いどこか特定の国で治療をするわけではないので、どこか特定の国の鍼灸師のライセンスがいるわけではありません。
日本の鍼灸師の資格があれば働けます。
英語のスコア(TOEIC,TOEFLなど)はいりません。
豪華客船で働くにはMarlins Testという船員用の英語のテストで80%取る必要があります。
しかしこのテストは簡単ですので少し勉強すればすぐに受かると思います。
あとはSkypeで面接を受けて合格すれば豪華客船で働けます。
英語に自信のない方は東京のThe English Villageという英会話教室が豪華客船での仕事に向けての英会話を習うことができます。
英語は完璧じゃなくていい
乗船前僕は英語が苦手でした。今現在でも本当に苦手です。
そんな不安があったとしてとりあえず船に乗ってしまいましょう!
海外に働きに行きましょう!

無責任に聞こえますが僕自身豪華客船で働き始めた時は全く英語は話せませんでした。
とりあえず働いてたら話せるようになるだろう、ということでなんとか豪華客船で働き始めたのが3年前。
最終的には売上もTOP10に何度も入っていますし、1日で100万円以上売り上げることもあります。
とりあえず行動するべきです。
働き始めたらなんとかなるといいましたが何とかするんです!そのあとは自分の努力次第でなんとかなります。
今ではNZの永住権を申請できるまでになりました。

なぜ一歩目が豪華客船なのか?
多くの方は留学して英語が話せるようになってから海外で働くのがいい。と考えるのではないでしょうか?
僕はThe English Villageでしばらくお世話になりましたが留学はしていません。
海外で働くために留学は必要ありません。
留学に費やす費用と時間を無駄にしないでください。
豪華客船を最初の日本国外での職場とするメリット
比較的簡単に働くことが可能
職場自体が留学の環境(留学したことありませんが)
海外の友人が多くできる
海外ならではの理不尽なことが起こるが友人が助けてくれる
英語が話せるようになるにはとにかく喋るしかないと思っています。
船にはCrew専用のバーがあるので通いつめれば絶対に英語は上達します!
なので留学は必要ありません。
海外の友人ができれば他の国で働く可能性が広がります。
現在ニュージーランドで鍼灸師として働いていますが、NZには船の友人が6人いて今回の移住の時も手伝ってもらっていますし、今後共同経営する計画も立てています。
留学をしたり海外で働くとなると何かと問題が出て来ます。その際に緊張しながら知らない人に質問したりする羽目になります。
船も同じで毎日問題が起きます。しかし、すぐ近くに友人がいるのでいつでも助けてくれます。
毎日問題が起こっていれば、慣れてしまうので1人になった時でも自分で解決できるようになっているはずです。

英語より大切なもの
英語は世界共通語として8億人以上の人が話します、その内5億人は第2言語として英語を使っています。
6割の人はネイティブじゃありません。
豪華客船に乗っているCrewもネイティブよりノンネイティブの方が多いです。
仕事をする上で英語が完璧に話せるに越したことはありませんが、英語はただのツールです。
今求められているのは英語が話せる人ではありません。
英語が話せる人なんてどこにでもいます。
しかし、英語が話せて日本の鍼灸ができる人は多くはありません。
英語は海外で働くために必要ですが、鍼灸師としての知識・技術・経験が一番重要です。
英語が若干苦手でも鍼灸師としての自信があれば患者さんは信頼してくれます。