ニュージーランド、オーストラリアの永住権申請で英語力の証明としてIELTSのスコアの提出が求められます。
IELTS以外のテストも英語力の証明として使えますが、ほとんどの人がIELTSのスコアを使っていいるのではないでしょうか?
オーストラリアではIELTS Each score 7.0以上で永住権申請可能だが、実際IELTS Each score 8.0ないと永住権が取れなくなっているそうです。
ニュージーランドではIELTS overall 6.5のスコアでいいのでオーストラリアよりまだ簡単ですね。
だからといって簡単なテストではありません。
多くの人がこのスコアをとるのに大変苦労をしています。
僕自身はすでにスコアを達成し永住権を申請中ですが、IELTSを受けずにPTE Academicを受けました。
ニュージーランドではまだ馴染みのないPTEですが、スコアの伸びがPTEはIELTSより早い理由からオーストラリアではIELTSよりPTEの人気があるそうです。
僕自身も対策をしたら2ヶ月でPTE58を取ることができました。
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PTE Academicとは?
Pearson Test of English Academicのことです。
英語を母国語としない学生の海外大学・大学院入学・VISA申請のためのコンピュータ(CBT)形式の英語力検定試験です。
通常5日以内に結果が出ます。
僕は3回受験し2回は翌日に結果が出て3回目は2日後に結果が出ました。
ニュージーランド・オーストラリアのVISA申請時にも利用ができます。
ニュージーランドの永住権申請にはPTE overall 58以上が必要です。
PTEとはどんなテストか?
3時間のテストでSpeaking, Writing Reading, Listeningの能力をはかります。
テストは3つのPartに分かれておりPart1: Speaking, Writing,Part2: Reading,Part3: Listeningとなっています。
Part1: Speaking, Writing(77-93minutes)
- Personal introduction
- Read aloud
- Repeat sentence
- Describe image
- Re-tell lecture
- Answer short question
- Summarize written text
- Essay (20 mins)
Part2: Reading(32-41minutes)
- Fill in the blanks
- Multiple choice questions
- Re-order paragraphs
- Fill in the blanks
- Multiple choice questions
Part3: Listening (45-57 minutes)
- Summarize spoken text
- Multiple choice questions
- Fill in the blanks
- Highlight the correct summary
- Multiple choice questions
- Select missing word
- Highlight incorrect words
- Write from dictation
Partごとの試験時間に幅があるのはそのPartの難易度によって試験の時間が変わってくるからです。
どんなテストかちょっとわかりにくいのでサンプルテストを一度受けてみてください。
このサンプルテストでoverall50取れていれば本番では58を取れる可能性は高いです!
サンプルテストは本番のテストより難しいので58より下回っても本番では58以上取れてしまう人も多いようです。
IELTSではなくPTEをオススメする理由
- 結果が出るのが早い
- 試験日に融通がきく
- 公正公平
- ペーパーテストではない
- 対策がしやすい
IETLSと比較してみましょう。
PTE | IELTS | |
結果 | 5日以内 | 2週間後 |
試験日 | ほぼ毎日 | 2,3回/月 |
予約 | 空いていれば前日予約可能 | 数週間前の予約がベター |
公正公平さ | CBTなので公正公平 | 人が採点するので公正公平ではない |
試験方法 | CBT(コンピュータ) | ペーパーテスト |
試験会場 | オークランドに2箇所 | 多数 |
スコアの伸び率 | 3ヶ月でIELTS6.5相当可能 | 0.5up / 100~300時間 |
試験時間 | 3時間 | 1日 |
対策 | 情報、学校が少ない | 情報、学校が多い |
この表からもPTEの方が効率が良いのが見て分かるかと思います。
僕自身はPTEの勉強を開始して2ヶ月でPTE58(IELTS6.5相当)のスコアを取ることができました。
ある程度英語ができる人はIELTSを1回でパスすることができるかと思いますが、あまり自信のない方はPTEを選んでみてはいかかでしょうか?
PTEはニュージーランドでの認知度が低いためテストの予約はいつでもできます。しかし、オーストラリアでは1ヶ月以上待たなければいけないそうです。
ニュージーランドでも予約がしにくくなる状況はすぐに来ると思うので今のうちにテストを受けましょう。
なぜPTEを選んだのか?
IELTSの結果が出るのが遅すぎる
結果を待っている2週間気持ちが落ち着かないです。
もし受かっていればその2週間自由に過ごせるのに、結果がわからないせいで念のために勉強する必要があります。
もしIELTS6.5を取れていたらその2週間の勉強が無駄になってしまいます。
効率が悪すぎます。
ペーパーテストが嫌だ
恥ずかしながら字を書くことが非常に苦手で下手なんです。
IELTSは人が採点するためWritingのEssayで字が下手だと試験官に対する印象が悪くなりスコアに響きます。
PTEであればコンピュータが全部採点するので公正公平です。
タイピングで間違った部分も簡単に修正ができます。
試験日の融通がきく
近くのIELTSの試験場では土曜日にしかテストを実施しておらずIELTSを受けるには仕事を休む必要がありました。
PTEだったら日曜日も月曜日も試験を午前か午後に受けることができるので自分の都合に合わせることができるのでPTEを選びました。
試験時間が短い
PTEの試験時間は3時間でSpeaking, Writing, Reading, Listeningを行います。
IELTSは全てのpartを終えるのに1日かかってしまいます。
Speakingを試験官と一対一で行うのでSpeakingのテストですごく待たなければいけないそうです。非常に効率が悪いです。
以上、僕がPTEを選んだ理由です。
PTE対策
今まで情報が少なかったPTEですがオーストラリアでPTEオール79を取得し永住権を取得したKeiさんがPTEの対策について詳しく説明していますので、そちらでしっかりと対策をすれば間違いなくPTE58のスコアを3ヶ月以内に取ることができます!
対策についてはKeiさんに丸投げですがそれだけ価値のある情報が詰まっています!
PTEは合う合わないがあるのでサンプルテストでいけそうだなと手応えを感じたらIELTSの勉強に時間を費やす時間をPTEに費やして早く勉強を終えましょう!
こんな勉強本当に無駄です!早く達成して自由になりましょう!
そしてオーストラリアでは必要スコアが上がっているのでニュージーランドも必要スコアが上がる可能性も無きにしも非ずです。
今のうちにスコアを出しておきましょう!
実際にPTE ACADEMIC JPのサイトを参考にして僕がPTE58を2ヶ月でとった方法も今後紹介していきます。