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ニュージーランド

ニュージーランドで強盗被害?!

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みなさんはニュージーランドについてどのようなイメージを持っているでしょうか?

羊?
自然豊か?
国民の幸福度が高い?
幸福度が高いから安全?
ゆっくりしたライフスタイル?

多くの人がそういったゆるーい幸せそうでポジティブな面を想像するのではないでしょうか?
僕自身も同じようなイメージを持っていました。

実際、2018年に発表された幸福度も日本の54位と比べて、ニュージーランドは8位とランキングは上位に入っています。
この幸福度を求めて日本から移住する人も多いですよね。

しかしこの幸福度と安全度は関係ありません
僕自身ニュージーランドは非常に安全な国だと思っていました。
Googleで”安全な国 ランキング 2018”と検索するとニュージーランドはatlasandbootsの情報によると2018年に2位になっています。
このランキングは安全レベル、治安、国内と国際的な紛争の範囲、軍事のレベルをもとに作られたものだそうです。
なので紛争のない地域は比較的上位にランクインしています。
この世界の安全な国ランキングを鵜呑みにしないほうがいいです。

在ニュージーランド日本大使館の情報
犯罪の発生率は非常に高く2017年の主な犯罪(強盗、性犯罪、侵入窃盗罪)の発生率は日本の約17倍という統計データが出ています。
・強盗43倍
・性犯罪12.1倍
・住居侵入・侵入窃盗17.1倍

なぜこのような記事を書いているかというとニュージーランドに来てからこんなはずじゃなかったと思って欲しくないからです。
ニュージーランドはとても魅力的な国です!だから知らなかった、知っていたらニュージーランドに永住、移住しなかったと言って欲しくないのです。
情報さえ知っていれば対策ができます!

ロトルアで強盗被害

日本大使館の情報は脅しじゃないか?と疑う人もいるかもしれません。
ですが、僕自身が2016年ロトルアを観光している際に強盗に遭っています。
その際には顎の骨を折られ、カメラ、iPadを奪われ、当時の彼女はパスポート、現金10万円ほど、iPhoneを奪われています。
一応記事にもなっています。
友達がFacebookに手術後の写真をあげていたのでもらいました 笑

被害にあった場所

ロトルアのKuirau Parkです。
宿の人からも夜になったら公園には行かないほうがいいと警告を受けていました。
公園の近くは低所得者が住んでいるようで強盗の被害が少なからずあるようです。
自分としてもニュージーランドだから大丈夫だろうという間違った安心感があり油断していたと思います。
公園には小さな細い道があるのですがそこで襲われました。

被害にあった時間帯

夏の夕方5:30くらいです。
ニュージーランドの夏の夕方5:30というとまだまだ明るいですね!
そんな中強盗にあってしまいました。
暗くなる前だから大丈夫。
ニュージーランドへ来る前に南米を一周して被害がなかったから大丈夫。
そんな先入観が被害を招いてしまいました

どのように被害にあったのか?

細い小道に入ってすぐそこに3人組の男が温泉を見ていました。
その3人の後ろを通り過ぎようとした際に1番大きな男に顎を殴られ、カメラを奪われそうになりました。
カメラはなかなか高価なものを持っていたので、渡すまいと抵抗していたら他の2人にも囲まれて3人から蹴られリンチに遭いました
カメラより体が大事だと思い、カメラを首から外し渡しました。
小道から大通りに戻った際、大通りにはまだ観光客が大勢いる時間帯にこのような被害にあいました。
加害者の男達はアイランダーかマオリの男でした。
このようにアイランダーかマオリと表記していますが、アイランダーとマオリが危ないというわけではないので誤解のないようにしてください!

被害後の対処

まず警察に通報。
日本の番号と違い、ニュージーランドで通報するときは111です。
警察が10分ほどで駆けつけてきて警察の車で近くの病院に搬送されます。
そのあとは病院で診断されレントゲンを撮られ、顎関節骨折の症例として医学生のさらし者とされました。
その後手術が必要とのことでハミルトンの病院へ搬送。
できるだけ早くの手術予定とのことでしたが、4日くらい待たされたような気がします。
待っている間は警察の調書や友人が見舞いに来てくれたり、保険会社との連絡彼女のカードの停止
僕はiPadを奪われていたのでamazon,楽天など全ての暗証番号の変更をしました。

iPadはAppleのGPSのおかげで見つかり現在もロトルアの警察署に保管されています。

被害総額、手術費用

  • カメラ           20万円
  • レンズ           20万円
  • iPad               5万円
  • 三脚     2万円
  • 手術・入院費用 0円

そのうちカードの保険で25万ほどは返ってきました。
手術費用が0円なのはニュージーランドのACCという保険が適用されたからです。
ACCとはニュージーランドで起こった事故は国が補償というものです。
これは旅行者にも適用されます。
ACCがあるからといって海外保険に入らなくていいというわけではありません。
携行品の被害や事故以外の医療費もかかる可能性もあるのでしっかり入りましょう。
僕はアメックスグリーン、楽天プレミアム、家族のイオンゴールドの3つの保険でいつも旅行しています。
カードの保険は日本を出発してから3ヶ月有効でカードによっては自動付帯であったり、利用付帯であることもあるので旅行前にしっかりとご自身のカードの海外保険について調べておきましょう。

 

まとめ

この記事の目的はニュージーランドは危ない国なんだなぁ、ワーホリに行くのやめようかなぁと思って欲しくて書いているわけではありません。
強盗被害にあった後でもニュージーランドは僕にとって大好きな国に変わりはありません。
強盗被害は交通事故みたいなものです。
たまたま遭ってしまった。強盗被害は世界中どこでも遭うリスクはあります。
注意していれば僕はこの被害に遭わなかったでしょう。
はっきり言って自分の不注意です。

ニュージーランドだから大丈夫!

そんなことはありません!

世界中を旅をしてきて感じますが、日本が安全すぎるんです。
初めてワーホリでニュージーランドに来る方、旅行でニュージーランドに来る方。
ニュージーランドは幸福度8位の国だから安全!という先入観を持っている方がいらしたら捨ててください。
どこの国でもアジア人は狙われやすい傾向にあるようです。
最近でもハワイで日本人観光客が襲われています。
2016年コロンビアでは観光客が強盗に銃で撃たれて亡くなっています。
ハワイといえば安全なイメージがありますよね?
コロンビアは危ないというイメージがありますが、殺害された街のメデジンは非常に安全で被害者が殺害される数ヶ月前に僕も同じ宿に泊まっていますが危険な感じはありませんでした。

ニュージーランドは日本のように安全な国ではないということを念頭に置いていたらワーホリも旅行も楽しめるはずです!
注意しすぎて外出しないということにはなって欲しくないですが夜道1人で歩くなどは気をつけましょう!

こんな被害にあってもニュージーランドに住むメリットは十分あります!!
まだまだ大好きな国です!

近々ロトルアに行く機会があるので現場検証をしに行く予定でいます。