海外で就職をする可能性を広げるためにワーキングホリデービザをうまく使わない手はありません!
ワーホリビザをうまく利用すれば永住権もすらっと取れちゃうかもしれないです。

永住権はちょっと難しいかもしれないですが、日本での事前準備を少ししておけばワーホリの滞在国でワークビザを取得することはすごく難しいことではないはず。
ニュージーランドでのワーホリ経験しかないですが、ニュージーランドでワーホリビザからワークビザを取得するのは鍼灸師にとって簡単です。
ニュージーランドでは鍼灸師の資格は国家資格ではありませんが、ニュージーランドで働く際には事前準備が必要になります。
その事前準備さえしてワーホリでニュージーランドに向かえば、ある程度簡単に仕事は見つかり、ワークビザも出してくれるところが多いと思われます。
今回は鍼灸師がワーホリに向かう前に注意すべきことを紹介していきます。
Contents
資格の準備
これが一番重要ですね!
ACCを使ってニュージーランドで鍼灸をするにはAcupuncture Boardに入る必要があるんです。
今まで入会には学士号が必要だと思っていたんですが必要ありませんでした。
学士号がなくても専門学校でfull timeで勉強していてカリキュラムが入会基準に達しているのであればいいそうです。
カリキュラムなどをAcupuncture Boardに送って入会基準に達しているか判断するそうです。

入会基準に達しないのは稀なケースだと思うので日本の国家資格を持っていたら大丈夫なんじゃないかな?
心配な人は直接Acupuncture NZに連絡を取ってみてください。
日本にいながら仕事を探す
ワーキングホリデーの期間は基本1年間しかありません。
1年間を有効に使うんでしたら、日本で働き先を決めて行った方が1年間無駄な職探しの時間を使う必要がなくなります。
ニュージーランドの鍼灸院は求人を出していないところもあるので、直接メールを送ったりして確認してみてください。
案外鍼灸師を探していることが多いので、すんなり仕事が決まってしまうこともあります。

日本での仕事を辞める前にクレジットカードを作っておく
クレジットカードによっては日本の会社で働いていないとカードを作れないことがあります。
海外の会社で働いている人でも、日本に住所がある場合はカードの発行ができるというクレジットカードもありますが、アメックスは作れません。
日本を離れて長く海外にいる予定であれば、念のためにクレジットカードを作っておくべきです。
ニュージーランドではEFTPOSを使うことがほとんどですが、クレジットカードがあると海外旅行の時、日本へ一時帰国するときに色々な特典があるので便利です。

日本の鍼はニュージーランドではすごく高い
ニュージーランドのクリニックでは中国産の鍼を使っているところがほとんどかと思います。
中国産の鍼でも1番鍼があるのでいいのですが、あまり質が良くありません。
治療していてやっぱり日本製の鍼の方は治療効果が高い気がします。
ちなみにセイリンの鍼をニュージーランドで買おうとするとNZD24ほどします。
中国鍼はNZD4なのでみなさん中国鍼使いますよね。
日本の鍼を使いたい方はニュージーランドに来る際に関税がかからない程度、持ってきた方がいいです。
関税の計算はこのサイトでできます。
https://www.customs.govt.nz/personal/duty-and-gst/whats-my-duty-estimator/
永住権狙っている人が注意すべき点
給料がある程度必要
2018年8月現在の時点で永住権申請には時給NZD24,29以上必要です。
永住権を申請するには、ある程度給料について雇用主と働く前に相談しておく必要があります。
もし、永住権の条件を満たせなのであれば他を当たった方がいいでしょう。
ワークビザの申請時も時給などの規定があるので話し合っておいたほうがいいです。

英語力の証明
永住権申請には英語力の証明が必要になります。
色々な英語テストのスコアを移民局は採用していますが、ニュージーランドではIELTS6.5というスコアを目指している人がほとんどです。
日本にいる間から英語の勉強をしておけば、このスコアはすぐ取れます。
ニュージーランドに来る前に日本でもIELTSを受けることができるので、先にスコアを取っておくというのも一つの手ですね。
このスコアは2年間有効なので2年以内に永住権申請できる目処が立っているのであれば効率がいいです。
他にもPTEというテストもマイナーですがすごくおすすめです。
ニュージーランドに来てからPTEの勉強を自分でして2ヶ月で永住権に必要なスコアを取ることができたので対策すれば簡単です。
英語苦手な僕でも取れたので対策をすれば1ヶ月で取れる人もいるんじゃないかな?

働く場所は慎重に
大体の契約では仕事を辞めてから、半径50km圏内で6ヶ月間はビジネスができないという内容は入っているらしいです。
僕の契約内容も同じことが入っていて、今働いている地域が好きでここでクリニックを開きたいですが、この制約があって6ヶ月間今働いている地域でクリニックを開くことができません。
なので違う地域で開業を検討中です。
もし、ここで絶対開業したい!という場所があるのであればその地域で働いて永住権を狙うことは避けた方がいいですね。
まとめ
鍼灸師としてワーキングホリデーで働くのみだったら仕事を見つけることはすごく難しいことではありません。
Acupuncture Boardに入れさえすれば鍼灸師として働ける可能性はすごく高いです。
でも永住権を狙ってニュージーランドに来るのであれば、少し条件が変わって来るので注意してください。
雇用条件など永住権に必要なものを調べて、永住権取れそうならワーキングホリデービザを使った方がビザを有効活用できます。
ニュージーランドで鍼灸師として働くことは英語がある程度話せれば簡単です。
英語が話せないのであればまず、話せるようになること。
その一つの手段としてニュージーランドに来る前に、豪華客船での鍼灸師も英語上達には非常におすすめです。

永住権の条件は年々厳しくなっているので早めに来てちゃちゃっととった方がいいですが、技術もないのに来ても後に続かないです。
その辺りはしっかりと計画を練ってください。