2018年11月の最低時給UPはニュージーランドへ技術移民として永住権獲得を狙っている人にとってはいいニュースじゃないです。
2017年に永住権のための最低時給が$24,29になったことは多くの人が知っていますね。
最低時給が$16.5でワーホリの人などはこの時給くらいで働いている人が多いのではないでしょうか?
最低時給の$16.5と比較すると永住権に必要な最低時給の$24,29は非常に高いことわかります。
そんな中、永住権のための条件が再び改定され、2018年11月26日から永住権のために必要な時給が$25に変更になりました。
ちなみにワークビザに必要な時給も$20.65から$21,25に変更になっています。
VISA関係は必ずアドバイザーや弁護士に相談してくださいね!!
鍼灸師はまだ大丈夫?
僕が永住権を申請した時には時給$24,29でまだ申請できました。
この時給も最低時給を考えるとすごく高いです。
しかし、専門職である鍼灸師にとってはまだ難しい時給ではありません。
Contractorとしてcomission 40%もらえるとしたら、この数字を大幅に上回ります。
忙しいクリニックであれば大丈夫と言っていいですが、全てのクリニックが忙しいと言うわけではないので注意が必要です。
週30人ほど治療するクリニックだったら時給$25は出してもらうことができるはずです、その辺りは交渉必須です!!
あまり忙しくないクリニックだったとしても2年目からは給料が上がることが多いので永住権取得を急いでいないのであれば、$25以上もらうことは難しくないでしょう。
マッサージセラピストは??
NZdaisukiなどにも求人がありますが時給は載っていません。
一度そのサイトで時給$20というのを見たことがあります。
友人がspaを開いていて、いつも予約がいっぱいとのことでしたが、マッサージセラピストに出せる時給は1年目では$20とことです。
マッサージセラピストの雇用形態は時給か歩合制か。
とてもいいところだと時給+歩合で給料がもらえるようです。
永住権は非常に難しいのかな?と思われますが、ワークビザ なら$21,25で取れるようなので可能性はありそうです。
この記事は素人判断なので人生がかかっているビザのことについては必ずアドバイザーに確かめてくださいね!!!
永住権はますます厳しくなるのか?
永住権に必要なのは給料だけではなく、申請する時に学歴、職歴といったポイントが160points必要です。(2018年)
オークランド以外であればポイントが+30もらえるので、オークランドで働かなければこのポイントをクリアすることは難しくはありません。
しかし、オークランドはニュージランドで一番栄えている街なので仕事が見つかりやすいです。
地方に行ってしまうと仕事が見つからない。
と思われるかもしれませんが探せばあると僕は思っています。
その最低条件として英語が話せること。
英語が話せないのに仕事を見つけることはむずかしいですし、ましてやそんな人に$25も出すか?と言われれば出すのには躊躇してしまいます。
鍼灸師ならまだこの時給に対しては大丈夫だけど、マッサージセラピストに関してはすごい技術も持っていてなんでもできるのであれば可能性は無きにしも非ずなのかな?
僕がクリニックを開いたら、なんでもできて技術が優れているのなら$25喜んで出します!

2021年までに最低時給が$20?!
https://nzlife.net/archives/14708
こんな記事も見つけてしまいました。
本当に2021年に最低時給が$20になったら、それに合わせて永住権に必要な最低時給も上がってしまうことでしょう。
現在の最低時給より$3.5高い、単純計算で永住権に必要な最低時給は2021年には$28.5になってしまうのか?
そうなってしまうと永住権はなかなか厳しいものになってしまいます。
2017年から2018年で永住権に必要な最低時給は$0.7UP.
2021年まであと4年。
4年間で毎年給料が上がってしまうとなると
$0.7×4=$2.8
こう考えると2021年に必要な最低時給は$27.8
この時給も今現在ではなかなか高いですね。
今後の経済発展などによってはすごく難しい時給じゃないのかもしれませんが、今の時点では高いです。
ワーホリビザをうまく活用
ワーホリビザって最強ビザなんです。
30歳以下ならとれて好きなところで働ける。
永住権を効率よくとるならこのビザをうまく活用するしかないです!!
ワーホリビザを使って働いて、実力をしめしたうえで時給の交渉です。
もし職場に必要な人間だったら永住権に必要な$25、$28も出してくれる可能性はあります。
1年目でダメだとしても3年目なら大丈夫かもしれません。
確実にいきなりJob offerをもらってwork visaで働くよりもハードルは下がります。

まとめ
今後永住権取得が難しくなっていく可能性は高い。
ワークビザの取得も以前と比べて難しくなってきているようです。
永住権取得には条件があるので必ず移民アドバイザーに相談をし、長期的に計画を練らないといけない人もいるかもしれません。
永住権が難しくなるからといって安易にワーホリビザをとってすぐにニュージーランドにくるとせっかくのワーホリビザの特権を無駄にしてしまうかもしれません。
しっかりと計画を練って永住権取得を狙ってください。
